ジェニファー・ローレンス「ワインスティーンと寝た」?
Jennifer Lawrence Addresses Rumor She 'F******' Harvey Weinstein
ローレンスはすぐに、ワインスティーン側の戦術を非難した。
「ハービー・ワインスティーンと彼の会社は、前後の状況を無視して発言を切り取り、自分たちの都合のいいように利用するいつものやり口を続けている」と、ローレンスは語った。「これは人を食い物にする人間の所業だし、止めさせなければいけない」
「念のために言うと、私はハービー・ワインスティーンから個人的に被害を受けてはいないが、彼の酷い行為から生き延びた女性たちを支持している。彼を裁くために、刑事訴訟であれ民事訴訟であれ、必要なあらゆる手段をとっている女性たちを称賛したい。タイムズアップ(もう終わりにしよう)」と、ローレンスは付け加えた。
ワインスティーンはその後、声明でストリープとローレンスに謝罪した。
彼は現在、複数の性犯罪で懲役23年の実刑判決を受けて服役中だ。
ワインスティーンによる性的虐待が明るみに出たのは、2017年10月。それはハリウッドだけでなく、権力の座にあるすべての人々によるセクハラの撲滅をめざす#MeToo運動やタイムズアップ運動の有力な引き金となった。
イギリスでも訴追が決定
2018年5月に、ワインスティーンは2人の女性が関与した事件について、レイプ、犯罪的性行為、性的虐待、性的不品行という複数の訴因で起訴された。
2020年2月に判決が下り、第1級犯罪性暴行罪1件、第3級強姦罪1件で有罪となった。裁判所は2020年3月11日に懲役23年を宣告し、弁護団は判決を不服として控訴したが、ニューヨーク州最高裁判所は今年6月、判決を支持した。
同じころ、ワインスティーンは1990年代に遡る2件の強制わいせつ事件で、イギリスでも起訴されることが発表された。
新たな告発は、1996年8月にロンドンで起きた事件に関するもので、検察庁特別犯罪部門の責任者ローズマリー・エインズリーによると、ロンドン警視庁が収集した証拠を検討した結果、最近になって起訴が認められた。
「イギリス検察庁は関係者に注意を喚起する。被告人に対する刑事手続きが進行中であり、被告人には公正な裁判を受ける権利がある」と、エインズリーは言う。
検察庁はまた、ソーシャルメディアのユーザーに対して、「これらの訴訟に何らかの不利益を与える可能性のある報告、コメント、オンラインでの情報の拡散」があってはならないと注意を促した。検察庁はロンドン警視庁に、ワインスティーンを2件の性的暴行で起訴する権限を与えた。