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日本政治自民党、旧統一教会と接点179人 茂木幹事長「今後は一切関係持たず」
自民党の茂木敏充幹事長は、所属する国会議員379人のうち、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と何らかの形で接点があったのは179人との調査結果を発表した。写真は都内の自民党本部。2009年7月撮影(2022年 ロイター)
自民党の茂木敏充幹事長は8日、所属する国会議員379人のうち、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と何らかの接点があったのは179人との調査結果を発表した。このうち、選挙支援の依頼や組織的支援・動員を受け入れていたのは2人だった。
茂木幹事長は会見で、「結果を重く受け止めている。率直に反省し、今後は旧統一教会と一切関係をもたないことを党内に徹底していく」と述べた。
また「被害の防止策、被害救済にも政府と連携ししっかり取り組んでいく」とも語った。
点検結果について、「決して少ないとは思っていない」とし、今後、旧統一教会との関係が新たに判明した場合には、追加で報告することになっており、「その時点で適切に報告してもらえると思っている」とした。
調査は、教団や関連団体のイベントに祝電などを寄せたり、会合に出席したことがあるかどうか、会費や寄付金を支払ったり、選挙支援を受けたかどうかなどを聞いた。
「旧統一教会及び関連団体への選挙支援の依頼、および組織的支援・動員等の受け入れ」については、斎藤洋明・衆議院議員と井上義行・参議員議員の2人が報告した。また、「選挙におけるボランティア支援」を受けたのは17人だった。