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アジア辞任直前のスリランカ大統領が国外脱出 拘束逃れのためか
2022年7月13日(水)11時36分
スリランカのラジャパクサ大統領(写真)が国外へ脱出した。英グラスゴーで2021年11月代表撮影(2022年 ロイター)
スリランカのラジャパクサ大統領が13日未明に国外へ脱出したと、政府筋がロイターに明かした。経済危機対応を巡るデモ拡大を受け、この日辞任することになっていたが、直前の出国となった。
大統領と妻、ボディガード2人がモルディブの首都マレに向けて空軍機で出国した。大統領はモルディブ到着後、別のアジアの国に移動する可能性が高いという。
最大都市コロンボでは9日、数千人のデモ参加者が大統領と首相の公邸を占拠する事件が起きていた。
大統領は8日以降、公の場に姿を現していなかった。議会は20日に新大統領を選出する。
入国管理当局者は、法律の規定により現職大統領の出国を阻止できなかったと説明した。前日12日には、大統領の兄弟で財務相だったバシル・ラジャパスカ氏が航空機で出国しようとしたが、当局が阻止していた。
[ロイター]
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