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ジョージアから独立宣言の南オセチア、ロシア編入の住民投票実施へ

2022年5月16日(月)10時48分
ジョージア国境近くのロシア軍基地

ジョージア(グルジア)から一方的に分離・独立を宣言している南オセチアの指導者アナトリー・ビビロフ氏は、ロシアへの編入の是非を問う住民投票を7月17日に実施すると表明した。タス通信が伝えた。写真は2018年6月、南オセチア側から撮影したロシア軍基地(2022年 ロイター/David Mdzinarishvili)

ジョージア(グルジア)から一方的に分離・独立を宣言している南オセチアの指導者アナトリー・ビビロフ氏は13日、ロシアへの編入の是非を問う住民投票を7月17日に実施すると表明した。タス通信が伝えた。

南オセチアは人口約6万人で、ロシア領北オセチアに接し、親ロシア派勢力が支配する地域。ロシアは南オセチアとアブハジアのジョージアからの独立を承認し、金融支援や住民へのロシア市民権供与を行い、軍の部隊を駐留させている。

ビビロフは3月30日、南オセチアが近くロシア連邦に加わるための手続きを進めるとの考えを示し、ジョージア側は住民投票など受け入れられないと反発していた。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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