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デモパリ、メーデー参加者が一部暴徒化 警官隊と衝突で54人逮捕
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フランスの首都パリで5月1日、メーデーのデモ行進参加者の一部が暴徒化し、警官隊と衝突した。ダルマナン内相がツイッターで明らかにしたところでは、警察側は54人を逮捕し、警官8人が負傷した(2022年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
フランスの首都パリで1日、メーデーのデモ行進参加者の一部が暴徒化し、警官隊と衝突した。ダルマナン内相がツイッターで明らかにしたところでは、警察側は54人を逮捕し、警官8人が負傷した。逮捕者には消火活動に入ろうとした消防官を攻撃した女性も含まれている。
内務省によると、この日フランス全土で開催されたメーデーのデモ行進に合計で11万6500人が参加し、パリでも2万4000人が行進。賃金引き上げやマクロン大統領が掲げる定年の引き上げ撤回を要求した。
ほとんどのデモ行進は平穏に行われたが、パリでは「ブラック・ブロック(黒い塊)」と呼ばれる無政府主義者のグループが「マクドナルド」の店舗を荒らしたり、複数の不動産会社の建物を壊したり、ゴミ箱に放火するなど暴れ回ったため、警官隊が催涙ガスを発射して応戦する事態になった。
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爆発音、催涙ガス、そして警官隊...... 混乱のパリ
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