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安全保障米「中国軍常駐なら相応の措置」 安保協定巡りソロモン諸島に警告
中国の王毅国務委員兼外相(右)とソロモン諸島のマネレ外相 2019年9月にソロモン諸島と中国との国交樹立発表のようす Naohiko Hatta/Pool via REUTERS
米国家安全保障会議(NSC)でインド太平洋調整官を務めるカート・キャンベル氏率いる米政府代表団は22日、南太平洋の島国ソロモン諸島でソガバレ首相と会談した。ソロモンと中国が署名した安全保障協定について懸念を示し、中国軍がソロモンに常駐した場合は相応の措置を取ると警告した。
ホワイトハウスの発表によると、ソガバレ氏は協定について軍事基地の設置や長期駐留、戦力投射能力の構築にはつながらないことを確認したという。
ホワイトハウスはそうした事態になった場合に具体的にどういった措置を取るのかには言及せず、「米国は地域のパートナーと協議して事態の進展を注意深く見守ることを強調した」と説明した。
政府代表団は大使館開設を急ぐ考えや、ワクチンの提供を拡大する方針なども伝えたという。
ソロモンと中国は20日までに安保協定に署名したことを発表。米国やその同盟諸国が懸念を表明している。
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