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ウクライナ情勢米上院議員ら、バイデンにロシアの国連人権理・理事国資格停止求める
米議会上院外交委員会の12人の議員は、ウクライナへの軍事侵攻を理由に、ロシアの国連人権理事会における理事国資格停止をバイデン政権に求めた。ジュネーブで4日撮影(2022年 ロイター/Denis Balibouse)
米議会上院外交委員会の12人の議員は、ウクライナへの軍事侵攻を理由に、ロシアの国連人権理事会における理事国資格停止をバイデン政権に求めた。
外交委員会メンバーの民主党議員8人と共和党議員4人は、トーマスグリーンフィールド米国連大使に書簡を送り、ロシアの軍事侵攻でウクライナでは犠牲者が膨れ上がっており、住宅や病院、学校が破壊されていると非難。ロシアを人権理事会から排除する決議案を提出するよう求めた。
委員会メンバーは書簡で「米国と同盟国は、市民と民主主義国家に対する無差別で理不尽な攻撃を容認しないことを世界に示すため、迅速に行動する必要がある」と強調した。
人権理事会の47理事国で、これまでに理事国資格が停止されたのはリビアのみ。リビアは2011年、当時の最高指導者・カダフィ大佐の率いる政権が反政府デモを武力で弾圧したことから、理事国資格が停止された。
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