「次の瞬間に何が起きるか...」 爆撃に怯えるウクライナ市民から届いた「現地」の声
Under Russian Assault, Kharkiv Kids, Pets Huddle on Subway Station Floor
「いま、ウクライナの子供たちは皆、そのように感じていると思う。ウクライナ人の大部分は、21世紀にこのようなことが起きるはずがないと考えていた」とディロワは語る。
「私たちは第2次大戦の教訓を学んだと思っていたが、残念ながらそうではなかった。私たちは同じ過ちを犯しており、世界の指導者たちも同じ過ちを犯し続けている。この戦争を止めるには、本物の行動が必要だ」
「ウクライナの人々の恐怖を和らげるため、欧米の指導者たちは十分な行動を取っているか」という質問に対し、ディロワは、複数の国から支援の手が差し伸べられており、そのすべてに感謝していると前置きしたうえで、ウラジーミル・プーチンの注意を引くには、より「根本的」な支援が必要だと述べた。
「懸念の表明」でプーチンは止められない
「人々がここで死んでいる」こと、「私たちはもっと支援を必要としている」ことが理由だ。
「世界に対して何よりも伝えたいのは、私たちが本物の支援を求めているということだ。懸念を表明するだけでは、プーチンを止めるには不十分だ」とディロワは話す。
「懸念ではなく、断固とした行動が絶対に必要だ。ロシアを経済的に止めるため、あらゆる手段を講じ、彼らから、この戦争の主導権を奪う必要がある。なぜなら、ウクライナだけでは終わらないからだ。そしてウクライナ(の人々)は当然、ここにとどまり続ける。なぜなら、ここにいる人々は勇敢で、自由で、強く、どこかの指導者(プーチン)の支配下ではなく、自分たちの国で暮らすことを望んでいるからだ」
(翻訳:ガリレオ)