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ロシア海軍、全艦艇動員の大規模軍事演習を太平洋などで予定 中国とイランも参加

2022年1月21日(金)10時07分
ロシアの巡航ミサイル「カリブル」

ロシア太平洋艦隊の最新ディーゼル電気潜水艦が日本海から陸上の目標に向けて発射した巡航ミサイル「カリブル」 ロシア国防省フェイスブックページから

ロシアは20日、同国海軍が太平洋から大西洋にかけて今月と来月に全艦艇を動員した大規模な軍事演習を行うと発表した。

ロシアに直接隣接する海域のほか、地中海や北海、オホーツク海、大西洋北東部、太平洋で実施するという。

国防省によると、140隻の艦艇と支援船、軍機60機、軍用機器1000台、兵士約1万人が動員される予定。

ロシアはウクライナ国境周辺に大規模な部隊を展開し、強硬な発言繰り返しており、西側ではウクライナ侵攻への懸念が強まっている。ロシアは侵攻の計画を強く否定している。

ロシア国防省は、太平洋艦隊の最新ディーゼル電気潜水艦が日本海から陸上の目標に向けて巡航ミサイル「カリブル」を試射する動画をフェイスブックに投稿した。

ミサイルは1000キロ以上離れたロシア極東ハバロフスク地方沿岸の目標に命中したという。

一方、イラン政府系ISNA通信によると、同国軍の広報官はイランと中国、ロシアが21日に海軍合同演習を行うと明らかにした。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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