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パンデミック英、イングランド各地でオミクロン株の市中感染を確認
ジャビド英保健相は6日、イングランド各地で新型コロナウイルス新変異株「オミクロン」の市中感染が確認されているが、景気回復が妨げられるかを判断するのは時期尚早と述べた。2020年1月撮影(2021年 ロイター/Toby Melville)
ジャビド英保健相は6日、イングランド各地で新型コロナウイルス新変異株「オミクロン」の市中感染が確認されているが、景気回復が妨げられるかを判断するのは時期尚早と述べた。
議会で、科学者がオミクロン株を評価する間、英政府は「抜かりなく」対応するとし、感染拡大抑制に向けた厳格な制限措置の導入を擁護。オミクロン株の感染はイングランドで261件、スコットランドで71件、ウェールズで4件の合計336件が確認されており、「これには海外渡航との関連性がない症例も含まれている。イングランドの複数の地域では市中感染が発生していると結論付けられる」と述べた。
ジョンソン首相は同日、オミクロン株に対応する上で追加の制限措置は現時点で必要ないとしたが、クリスマス前に新たな制限措置を講じる可能性も否定しなかった。
ジャビド保健相は、現段階ではオミクロン株に対するワクチンの有効性や症状の深刻さなどについて「確実なことは言えない」とした。
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