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感染症対策中国西安市でコロナ抑制へ1300万市民に外出制限 五輪控える北京でも関連感染確認
来年2月に北京冬季五輪を控える中国の陝西省西安市で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市当局は1300万人の市民に対し外出を控え、不要不急の場合は市の外に出ないよう要請した。写真は2020年4月、北京で撮影(2021年 ロイター/Thomas Peter)
来年2月に北京冬季五輪を控える中国の陝西省西安市で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市当局は1300万人の市民に対し外出を控え、不要不急の場合は市の外に出ないよう要請した。
中国北西部の西安市では今月12日以降、140人を超える症状のある感染者を確認。デルタ株による国内での感染としており、冬季五輪を控えた首都北京でも、西安での感染拡大に関連した感染者一人が確認された。
西安市は2020年に武漢市が取ったような厳しいロックダウン(都市封鎖)は導入していないが、中央政府が感染拡大を容認しない姿勢を示していることを受け、市内での人の動きを制限する措置を導入。飲食店の店内飲食や大規模な会議などを停止したほか、在宅勤務を奨励するなどした。
中国でもこれまでにオミクロン変異株の感染が数件確認されており、このうち1件は国内感染だった。
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