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欧州オランダ、コロナ対策規制への抗議デモ続く 一部が暴徒化、非常事態宣言も
オランダでは、新型コロナウイルス対策の規制に反発する市民の抗議デモで市民と警官隊が3日連続で衝突した。 Channel 4 News / YouTube
オランダでは、新型コロナウイルス対策の規制に反発する市民の抗議デモによる混乱が続いている。21日には市民と警官隊が3日連続で衝突した。
北部のレーワルデンやフローニンゲン、東部のエンスヘデ、南部のティルブルフなど各地で暴動が起きた。エンスヘデでは非常事態が宣言され、ソーシャルメディアには警察が警棒で群衆を排除する様子を映した動画が投稿されている。
混乱は19日夜、ロッテルダムで始まった。新型コロナの行動規制に反発する人々が抗議デモを行い、一部が暴徒化したことから、警官隊が発砲する事態となった。
オランダでは先週末、新型コロナの感染を抑えるため、新たな行動規制が導入された。ただ、1日当たり新規感染者は過去最多で高止まりしている。
政府は、全国共通のコロナパスの使用を新型コロナ感染から回復した人とワクチン接種を受けた人だけに制限し、コロナ検査結果が陰性だった人は除外するという計画を打ち出したが、これに対して抗議活動が起きた。
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