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中国消息不明の中国テニス選手、IOC会長バッハとビデオ通話 無事伝える
中国共産党の幹部だった張高麗元副首相との不倫関係を告白し、行方が分からなくなっていた女子テニスの彭帥選手(中国、中央)が11月21日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長とビデオ通話を行い、無事であることを伝えた。IOCが発表した。写真はソーシャルメディアより(2021年 ロイター)
中国共産党の幹部だった張高麗元副首相との不倫関係を告白し、行方が分からなくなっていた女子テニスの彭帥選手(中国)が21日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長とビデオ通話を行い、無事であることを伝えた。IOCが発表した。
北京で開かれたジュニア大会の主催者は同日、彭選手が大会に来賓として出席する様子を映した写真や動画を公開していたが、同選手の安否を巡る懸念は払拭されていなかった。
IOCの声明によると、彭選手はバッハ会長と30分間、ビデオで会談し、IOCの気遣いに感謝した。声明は「無事で健康に北京の自宅で暮らしていると説明があった。いまはプライバシーを尊重してほしいとの意向を示している」とした。
「(彭選手は)現在は友人や家族と過ごしたいと考えているが、これからも大好きなテニスに関わっていく」という。
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