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パンデミックロシア、コロナ感染拡大が深刻化 10月30日から約1週間「非労働日」に
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ロシアで新型コロナウイルス感染者と死者が急増していることを受け、プーチン大統領は20日、感染拡大防止に向けて、全土で今月30日から11月7日までの約1週間を「非労働日」とする政府案を承認した。写真はモスクワのデパートにあるコロナ検査センターで抗原検査を受ける女性(MAXIM SHEMETOV - REUTERS)
ロシアで新型コロナウイルス感染者と死者が急増していることを受け、プーチン大統領は20日、感染拡大防止に向けて、全土で今月30日から11月7日までの約1週間を「非労働日」とする政府案を承認した。
過去24時間の新型コロナ感染症による死者は、これまでで最も多い1028人に達した。新規感染者数も3万4000人強となっている。
特定の地域では感染状況を踏まえ、非労働日の前倒しでの開始や延長もあり得るという。
ロシアでは国産ワクチン「スプートニクV」に対する国民の懐疑心も強く、接種は順調に進んでいない。モスクワ市長は19日、60歳以上のワクチン未接種者に対し4カ月間の外出禁止令を発令した。
また、7月から追加接種(ブースター接種)も開始されたが、プーチン大統領は追加接種をまだ受けていないという。
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