大阪府、6日のコロナ感染747人 死者28人は過去3番目の多さ
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大阪府は6日、747人の新型コロナウイルス感染者と28人の死者が確認されたと発表した。
大阪府は6日、新たに747人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。また、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が新たに28人確認された。
大阪府で新規感染者が1000人を下回るのはこれで4日間連続。ただ、ゴールデンウィークによる検査数の低下が影響しているため、再び感染者数が増加に転じる可能性もあり、予断を許さない状況が続いている。
また、この日確認された死者は4月29日の44人、5月1日の41人に続く過去3番目の多さ。大阪府では医療提供体制がひっ迫しており、5日の重症病症の使用率は103.0%と医療崩壊と呼べる危機的状況になっている。
こうした状況を受けて、大阪府は新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことから、緊急事態宣言の延長を政府に要請することを決めた。吉村知事は、延長の期間は国との協議で決定するとしたうえで、「短い期間で感染を抑え込むのは難しい」と述べ、1カ月程度の延長を念頭に調整しているとみられる。