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日本英語圏同盟に「日本も加入を」...中国への警戒感で高まる日本・待望論
英空軍基地にある通信傍受システムとされる施設 REUTERS
<すでにイギリスは日本を加えようとの期待を論じているが、日本は北東アジアにおけるファイブアイズの頼れるパートナーになれるか>
米英など5カ国が通信傍受で得た情報を共有する枠組み「ファイブアイズ」。そこに日本を加えようという議論が再び盛り上がっている。昨年は英政府から期待論が高まったが、今度は日本からも前向きな声が聞こえてきた。
日本の山上信吾駐オーストラリア大使は、4月20日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙掲載のインタビューで、「近い将来、(日本のファイブアイズ参加が)現実になること」を祈っていると語った。
だが、それには「極めて高いハードルがある」と、ジャーナリストの秋田浩之は指摘する。情報セキュリティーの大幅な強化や、通信傍受に基づく知見をパートナー諸国に提供する能力も必要になる。
従って、日本はまず、「5+1」という形で参加し、徐々に協力体制を強化していくのが現実的かもしれない。中国と北朝鮮に対する警戒論が高まるなか、日本が加われば、ファイブアイズは北東アジアに頼りになるパートナーを得ることができるだろう。
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