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アメリカ政治米議会、バイデンの大統領選勝利を認定 トランプ「結果に同意しないが、秩序ある政権移行」
米連邦議会は民主党のバイデン氏を次期大統領に正式に認定した。写真は6日、米議会で代表撮影(2021年 ロイター)
米連邦議会は7日、民主党のバイデン氏を次期大統領に正式に認定した。上下両院合同会議で上院議長を兼務するペンス副大統領が、選挙人獲得数を確認し、バイデン氏とハリス氏が1月20日に正副大統領に就任すると宣言した。
認定直後にホワイトハウスはトランプ米大統領の声明を発表。バイデン氏が大統領に就任する1月20日に「秩序ある政権移行」を約束した。
ただし敗北は認めていない。「選挙結果に全く同意しておらず、事実が私(の主張を)裏付けるだろう。それでも1月20日には秩序ある政権移行が行われることになる」と述べた。
上下両院合同会議は6日に各州の選挙結果を認定する手続きを開始したが、議事堂周辺に集まったトランプ大統領支持者の一部が建物内に侵入したため中断、議事堂の治安を確保した上で再開した。
トランプ大統領を支持する共和党議員からは、一部州のバイデン氏勝利の結果に異議が出されたが、上下両院は否決。ペンシルベニア州の結果への異議を、上院は92対7で否決、下院は282対138で否決した。アリゾナ州からの異議も下院が303対121で、上院は93対6で否決した。
*内容と見出しを更新しました。
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