東京都、19日の新型コロナ新規感染736人 過去2番目の多さ
東京都は19日、新型コロナウイルスによる新規陽性者が過去2番目に多い736人確認されたと発表した。
東京都は19日、都内で新たに664人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。
この日確認された陽性者は年代別に、20代と30代が343人で約51%、40代と50代が合わせて208人で約31%、70代以上の高齢者は70人で約10%を占めている。また、都の基準による重症患者は前日から4人減って62人となっている。
これで都内で確認された陽性者の合計は50,818人と5万人を突破しており、12月に入ってからの合計は9,879人と 1万人に迫っている。
11月から顕著となってきた新型コロナウイルスの感染第3波は、感染経路として家庭内での感染がもっとも多くなっているほか、企業や飲食店などでもクラスターが発生し感染拡大防止が難しい状況になっている。
こうしたなか、東京都は17日午後に医療提供体制について、従来の「体制強化が必要であると思われる」から最高警戒レベルの「体制がひっ迫していると思われる」に初めて引き上げ、小池都知事は夕方から臨時の記者会見で、年末年始にこれ以上感染拡大を抑え込むため、「年末年始コロナ特別警報」を発出している。