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アメリカ社会米大統領選、ミシガン州が投票所で「外から見える」銃携帯禁止 裁判所は認めず
米ミシガン州の裁判所は27日、11月3日の選挙の日に投票所で銃が見えるように携帯すること(オープン・キャリー)を事実上認める判断を示した。銃所有権を主張する人々の主張が認められた。写真は米オレゴン州で銃を持ってポーズを取る男性。9月撮影(2020年 ロイター/Shannon Stapleton)
米ミシガン州の裁判所は27日、11月3日の選挙の日に投票所で銃が見えるように携帯すること(オープン・キャリー)を事実上認める判断を示した。銃所有権を主張する人々の主張が認められた。
この裁判は、ミシガン州当局が、投票者への威嚇行為を防ぐため、投票所で外から見えるように銃を携帯することを禁止したことに対し、銃保有者団体が権力の悪用などとして仮差し止めを求めて起こしたもの。
同州は銃のオープン・キャリーを認めている州。しかし今月16日に、投票所や期日前投票所でオープン・キャリーを禁止する政令を出していた。
ミシガン州請求裁判所は、州の措置は行政手続きに関する州法に従っていないと指摘。既存の州法がすでに、武器の有無に関係なく投票者への威嚇行為を罪と規定しており、宗教施設など投票所に指定されている一部の場所はすでに武器のオープン・キャリーを禁止していると述べた。
ネッセル州司法長官(民主党)は直ちに控訴する方針を示し「この問題は公共の利益に関わるもので、選挙プロセスにとって重要である」と述べた。
ミシガン州では今月、ウィットマー知事(民主党)誘拐を計画していたとして13人が逮捕されている。
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