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人権問題仏マクロン、国連視察団の新疆ウイグル自治区訪問要請 少数民族への人権侵害懸念で
フランスのマクロン大統領は9月22日、国連総会で演説し、中国におけるイスラム教少数民族ウイグル族への人権侵害が懸念されるとして、国連主導で新疆ウイグル自治区に国際視察団を派遣するよう求めた。21日、パリのエリゼ宮で撮影(2020年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
フランスのマクロン大統領は22日、国連総会で演説し、中国におけるイスラム教少数民族ウイグル族への人権侵害が懸念されるとして、国連主導で新疆ウイグル自治区に国際視察団を派遣するよう求めた。
国連専門家や活動家らは、新疆ウイグル自治区で少なくとも100万人のウイグル族と他のイスラム教徒が収容施設に拘束されていると見ている。中国はこれらの施設について、テロリズムと過激派の一掃と訓練が目的と説明している。
マクロン大統領は、「基本的人権は、内政干渉として反対することのできる西側の考え方ではない。これは国連の原則であり、加盟国が自由意志のもとに調印・遵守することに同意した文書に明記されている」と述べた。
さらに、「フランスは、国連主導の国際視察団が新疆ウイグル自治区を訪れ、ウイグル民族が置かれている状況に対するわれわれの集団的懸念に対応することを要請した」と述べた。
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