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事件仏とスウェーデンの検査機関もナワリヌイ事件の毒物を確認=独政府
ドイツ政府のザイベルト報道官は、ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏(写真)に対して旧ソ連が開発した神経剤「ノビチョク」が使用されたことを、スウェーデンとフランスの検査機関もそれぞれ独自に確認したことを明らかにした。写真はモスクワで2月撮影(2020年 ロイター/Shamil Zhumatov)
ドイツ政府のザイベルト報道官は14日、ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏に対して旧ソ連が開発した神経剤「ノビチョク」が使用されたことを、スウェーデンとフランスの検査機関もそれぞれ独自に確認したことを明らかにした。
ナワリヌイ氏から採取した検体はさらに、オランダ・ハーグにある化学兵器禁止機関(OPCW)にも送られた。
ナワリヌイ氏はベルリンにあるシャリテ病院に入院中。同病院の軍医が最初に「ノビチョク」による毒殺未遂だと断定した。
ロシア側は、ナワリヌイ氏に毒物が盛られた証拠はないとしている。
ザイベルト報道官は、3機関が「ノビチョク」使用を確認したことを受け、ロシアに対して改めて説明を求める考えを示した。
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