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インド南部でLCC旅客機が着陸失敗、17人死亡 約170人搬送

2020年8月8日(土)11時36分

インドで、乗員乗客190人を乗せたエア・インディア・エクスプレスの旅客機が着陸に失敗し、少なくとも15人が死亡、十数人が負傷した。写真はコーリコードの空港で撮影(2020年 ロイター/Stringer)

インドで、乗員乗客190人を乗せた格安航空会社(LCC)エア・インディア・エクスプレスの旅客機が着陸に失敗し、乗客・乗員190人のうち17人が死亡、173人が病院に搬送された。

旅客機はアラブ首長国連邦ドバイ発のボーイング737型機で、インド南部コーリコードの空港に着陸後、滑走路をオーバーランして大破した。空港周辺では当時、激しい雨が降っていたという。

旅客機は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い海外渡航規制が敷かれる中、国外にいるインド人を帰国させるために運航していた。

インドのモディ首相はツイッターで「コーリコードでの飛行機事故を痛ましく思う。愛する人を失った方々に思いをはせる。負傷した方々の一日も早い回復をお祈り申し上げる」と述べた。

[ロイター]


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