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セキュリティ米アマゾン、社員へスマホからTikTok削除の要請メール のちに「誤送信」と発表
米アマゾン・ドット・コムは社員に動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」をモバイル端末から削除するよう要請する電子メールが誤って送信されたと説明した。写真はアマゾンのロゴ。4月22日撮影(2020年 ロイター/Pascal Rossignol)
米アマゾン・ドット・コムは10日、社員に動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」をモバイル端末から削除するよう要請する電子メールが誤って送信されたと説明した。
ロイターが確認した社内電子メールでは、アマゾンは「セキュリティーリスクを踏まえ、アマゾンの電子メールにアクセスするモバイル機器でTikTokアプリの使用はもはや容認されない。10日までに同アプリを削除する必要がある」としていた。
アマゾンの広報は「電子メールは誤って送信された」とし、現時点でTikTokに関する方針に変更はないと述べた。
中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営するTikTokを巡っては、個人情報の取り扱いなどを巡り、中国国外で懸念が高まっており、ポンペオ米国務長官は今週、TikTokなど中国のソーシャルメディアアプリを禁止することを検討していると述べた。インド政府は先月末、TikTokなど中国関連の59のモバイルアプリの禁止を発表した。
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