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感染第2波仏マクロン、屋内マスク着用義務化 感染再拡大を警戒
フランスのマクロン大統領は14日、新型コロナウイルス感染拡大の抑制に向け、小売店の店舗などを含む屋内の公共の場でのマスク着用を数週間以内に義務化すると明らかにした。代表撮影(2020年 ロイター)
フランスのマクロン大統領は14日、新型コロナウイルス感染拡大の抑制に向け、小売店の店舗などを含む屋内の公共の場でのマスク着用を数週間以内に義務化すると明らかにした。
フランスでは新型ウイルス感染でこれまでに約3万人が死亡。このところ状況は落ち着いているが、マクロン大統領は、ロックダウン(都市封鎖)が緩和されバーやレストランなどが営業を再開する中、一部地域で感染が再拡大していると警告。感染再拡大の兆候に備える必要があるとし、「向こう数週間以内に屋内の公共の場でのマスク着用を義務化する」と述べた。
その上で「外出中はできるだけマスクを着用するよう求める」とした。
フランスはこれまでは公共交通機関内とソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)が困難な場所でのマスク着用を要請してきたが、小売店の店舗内などでのマスク着用は求めていなかった。
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