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人種差別

Kポップファンは正義の味方? 差別的なハッシュタグを大量のファンカムで乗っ取り「浄化」

K-Pop Fans Flood QAnon Twitter Hashtags to Silence Conspiracy Theorists

2020年6月8日(月)18時10分
ジェイソン・マードック

「ファシストのハッシュタグは、今やKPOPやアニメの投稿で溢れ、何がなんだかわからない状態になっている。アノニマスの#OpFanCam部門は第2ラウンドに進む。陰謀ファシストの連中をもう一度懲らしめよう」

この共同キャンペーンでは、Qアノンのフォロワーがしばしば使うハッシュタグ#WWG1WGA(「われら一丸となって共に進まん」の略)もターゲットになった。

Qアノンの陰謀論は2017年にさかのぼるといわれ、匿名掲示板4Chanから生まれて現実世界に広がったと考えられている。

彼らの陰謀論の支持者は、ドナルド・トランプ大統領の声明や行動に秘密のメッセージが潜んでいると主張。以前は政府内の誰かが「隠れた国家」に関する情報を漏らしているとにおわせていた。

名誉毀損防止連盟(ADL)のウエブサイトによれば、Qアノンの「支持者は、ハンドル名Qと名乗る人物に従い、世界の政府は小児性愛者のあやしい秘密結社によって支配されているが、最終的にはトランプ大統領によって正義が行われると信じている」。

Kポップ集団の運動はすっかり定着したようだ。最近も、差別的なハッシュタグ#goBaldforBLMが注目を浴びるとKポップ軍団がすぐに参戦、Kポップのクリップでスレッドを埋め尽くした。

(翻訳:栗原紀子)

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