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米ワシントンDCの州兵、記念碑保護支援に向け武器庫で待機

2020年6月25日(木)09時43分

米当局は24日、ワシントンDCの州兵約400人が歴史的な記念碑の保護に従事する公園警察などを支援するために待機していると発表した。2013年11月撮影(2019年 ロイター/Jim Bourg)

米当局は24日、ワシントンDCの州兵約400人が歴史的な記念碑の保護に従事する公園警察などを支援するために待機していると発表した。

声明では、ワシントンDCの州兵は内務長官の要請を受け活動を開始し、「重要な記念碑に対するあらゆる破壊行為を防ぐために公園警察の支援に当たる」と指摘。路上には出ていないが、武器庫で待機しているとした。

22日夜に抗議活動家がホワイトハウス近くにある第7代米大統領アンドリュー・ジャクソン氏の銅像を倒そうとしたことを受け、トランプ大統領は23日、「こうした行為は、平和的な政治活動とは言えない。全体主義者や独裁者、われわれの国を愛していない人の振る舞いだ」と批判した。

[ロイター]


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