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領有権中国=インド、係争地で2回目の協議 インドでは中国製品不買運動も
インドと中国の軍司令官は、両国軍が今月15日に衝突した係争地で緊張緩和に向けた2回目の協議を実施した。写真は17日、ラダック地方へと向かう道路を警備するインド兵(2020年 ロイター/Danish Ismail)
インドと中国の軍司令官は22日、両国軍が今月15日に衝突した係争地で緊張緩和に向けた2回目の協議を実施した。
インド政府筋によると、協議は両国を隔てる実効支配線の中国側で行われた。両国軍は下級司令官による1回目の協議を18日に実施している。
両国とも衝突を互いに非難しているが、これ以上の緊張拡大は避けたい意向だ。
インドでは、衝突でインド側に死者が出たことに市民の怒りが噴出。政府に厳しい対応を求める声が出ているほか、中国製品のボイコットを呼び掛ける動きも広がっており、ニューデリーの市場では中国製品を燃やす抗議活動が行われた。
中国共産党機関紙・人民日報傘下の国際情報紙「環球時報」の胡錫進・編集長はツイッターに「インドのナショナリストは冷静になる必要がある」と投稿。「中国のGDP(国内総生産)はインドの5倍、軍事予算は3倍だ」と述べた。
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