ミネアポリスの抗議デモが暴動に......略奪から店舗を守ろうと武装市民が警護
Armed Minneapolis Citizens Guard Tobacco Store, Say 'We Don't Support Looting'
市民グループの動画に登場した武装市民の男性は、タバコ店で買い物をしようとしたが、店主らが略奪を恐れて閉店したと告げられた。「警察がここまで来れないので、店主らはナタやガラスの破片で略奪から店を守ろうとしていた」と男性は話している。
このため男性は店が略奪されないよう、武装して店の前に立った。「警官が来る前に、ここはカオスになっていた」からだと言う。
ミネソタ州の地元テレビ局KSTPのリポーター、クリス・エガートは27日夜の暴動、略奪による被害の写真と動画をツイッターで投稿している。
Across the street from the 3rd police precinct in South Minneapolis pic.twitter.com/R4HFjMzp6b
— Chris Egert (@cegertKSTP) May 28, 2020
また、28日夜に暴動はさらに過激化した。
In protest at the death of George Floyd, asphyxiated by a white policeman, the streets of Minneapolis (USA) look like this.
— Ratchanok Wandee (@rtchanok1224) May 29, 2020
"Sin justicia, no hay paz"
#BlackLivesMatter pic.twitter.com/FbxO0h9brq
ミネアポリス警察署長のメダリア・アラドンドは地元メディアの取材に対して、抗議デモが「警察はもとより一般市民まで危険にさらしている」と語った。また事態悪化を受けて、ミネソタ州のウォルツ知事は、非常事態宣言を発令し、事態収束のために州兵を派遣することを決めた。