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経済活動再開感染深刻なシンガポール、景気悪化で新型コロナ対応措置を段階的に解除へ
シンガポール政府は2日、新型コロナウイルス感染抑制のための規制措置を今後数週間で段階的に解除する方針を示した。写真は集団感染が発生した宿泊施設。4月29日、シンガポールで撮影(2020年 ロイターEdgar Su)
シンガポール政府は2日、新型コロナウイルス感染抑制のための規制措置を今後数週間で段階的に解除する方針を示した。
国内基盤の事業、洗濯サービスや理容室などは12日から選別的に事業を開始、一部の学校は19日から少人数での登校が可能となる。
事業所は国内経済やサプライチェーンでの重要度、感染リスクへの対応も考慮したうえで段階的に解除する。
シンガポールは「サーキットブレーカー」と呼ばれる感染の封じ込め措置によって、1965年の建国以来、最悪の景気後退に直面しつつある。
保健省は声明で、6月1日のサーキットブレーカー終了後の安全かつ段階的な経済・社会活動の再開に向け準備を進めている、とした。
シンガポールは、新型コロナウイルスの感染拡大がアジアの中で最も深刻な国の1つ。1日に発表された新規感染者は932人。累計は1万7101人、死者は16人。主に外国人労働者の間で感染が広がっている。
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