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中東米軍、イラクで親イラン勢力の施設に攻撃実施 国防総省発表

米国は、米軍兵士2人と英軍関係者1人の死者が出た11日のイラクでのロケット弾攻撃に対する報復攻撃をイラク国内で実施している。米政府関係者が明らかにした。米国防総省で1月撮影(2020年 ロイター/Al Drago)
米国防総省は12日、イラクにある親イラン武装勢力「カタイブ・ヒズボラ」の武器貯蔵施設5カ所に対し、攻撃を実施したと発表した。
イラクでは11日、バグダッド北方にある基地へのロケット弾攻撃で米軍兵士2人と英軍関係者1人が死亡した。
国防総省は声明で「イラクにあるカタイブ・ヒズボラの施設に対し、防御的な精密攻撃を行った」と明らかにした。
「これらの武器貯蔵施設には、米軍や連合軍を標的にするために使用された武器の貯蔵施設が含まれる」とし、米国による攻撃は「防御的かつ相応で、イランの支援を受けるシーア派武装組織がもたらす脅威に直接対応するものだ」と説明した。


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