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米イラン対立イランのイラク基地ミサイル攻撃、米兵士11人が負傷していた
米軍は16日、今月8日にイランのミサイル攻撃を受けたイラク基地に駐留していた米兵士のうち11人が攻撃後、脳振とうの症状で治療を受けたと明らかにした。写真は米軍が駐留するアル・アサド空軍基地。イラクのアンバルで13日撮影(2020年 ロイター/John Davison)
米軍は16日、今月8日にイランのミサイル攻撃を受けたイラク基地に駐留していた米兵士のうち11人が攻撃後、脳振とうの症状で治療を受けたと明らかにした。当初、負傷者は出ていないとしていた。
米軍による3日のイラン革命防衛隊司令官殺害を受けた報復としてイランは8日、米軍が駐留するイラクのアル・アサド空軍基地に複数のロケット弾を発射した。
米中央軍のビル・アーバン報道官は、声明で「1月8日のイランによるアル・アサド空軍基地への攻撃で死亡した米兵士はいなかったものの、爆発による脳振とうで数人が処置を受け、まだ検査が行われている」と明らかにした。
大事を取りさらなる検査のため、ドイツやクウェートの米施設に収容された兵士もいるという。
報道官は「任務に適格であると判断すれば、兵士はイラクに戻る見通しだ」と語った。
アル・アサド基地には約1500人の米兵士が駐留している。
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