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非核化米特別代表が訪韓、文大統領と会談 非核化巡って北朝鮮高官と接触あるか
12月15日、米国のビーガン北朝鮮担当特別代表(写真)が韓国に到着した。仁川国際空港で撮影(2019年 ロイター/Kim Hong-Ji)
米国のビーガン北朝鮮担当特別代表が15日、韓国に到着した。北朝鮮が非核化交渉で年末を期限に米側に譲歩を求める中、16日に韓国の文在寅大統領と会談する。南北の軍事境界線がある板門店で北朝鮮高官と接触するかどうかは不明。
ビーガン氏の訪韓を巡っては、非核化交渉を再び軌道に乗せるために北朝鮮との接触を図るか、公式なメッセージを発するとの観測が出ている。同氏は3日間の日程で韓国に滞在後、訪日し、日本政府高官と協議する見通し。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は14日、北朝鮮が13日に東倉里の西海衛星発射場で新たな実験に成功したと伝えたばかり。専門家は、これまでの一連の実験は北朝鮮がより精度の高い大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発するのに役立つ可能性があると指摘する。
ソウル郊外の空港に到着したビーガン氏は、コメントの求めに応じなかった。
北朝鮮は米側が年末までに北朝鮮の要求に対応しなければ、「新たな道」を選ぶ可能性があると警告している。
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