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軍事韓国戦闘機が竹島周辺を飛行 文在寅「国防の日」に防衛力堅持を強調

韓国の文在寅大統領(写真中央)は、国軍の日を記念する式典で、日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)周辺を韓国軍の戦闘機が飛行したことを明らかにした。同日ソウルで代表撮影(2019年 ロイター)
韓国の文在寅大統領は1日、国軍の日を記念する式典で、日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)周辺を韓国軍の戦闘機が飛行したことを明らかにした。
式典では、最新鋭ステルス戦闘機F35を披露。北朝鮮との対話を重視する文大統領の政策によって防衛の取り組みが弱まるのではないかとの懸念払拭(ふっしょく)に努めた格好だ。
文氏は兵士を前に行った演説で「先ほどF15K戦闘機がわが国の領土である独島の上空での偵察任務を無事終えて戻った」と述べた。
日韓関係は元徴用工や輸出管理を巡る問題を背景に悪化している。
大邱(テグ)の空軍基地で行われた式典では、今年納入された米ロッキード・マーチン製「F35A」8機のうち4機が披露された。2021年までに40機の納入が予定されている。
文大統領は演説で北朝鮮や日本に直接言及しなかったが、安全保障を取り巻く現在の状況は極めて予測困難だと指摘。「中東で起きた先のドローン攻撃が世界に示したように、われわれが今後直面する課題は過去とは全く異なるものになる」と述べた。
北朝鮮は韓国の武器調達や米韓合同軍事演習について、あからさまな戦争準備と批判し、自国の短距離ミサイル開発を正当化してきた。


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