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中東米軍、シリアからイラクへ移動開始 装甲車100台以上が越境
2019年10月21日(月)16時38分
米軍の部隊がシリアからイラク北部ドホーク県に入った。写真は撤退した米軍の車両。10月21日、イラクとシリアの国境で撮影(2019年 ロイター/Kawa Omar)
複数のロイター関係者は21日、米軍の部隊がシリアからイラク北部ドホーク県に入ったと明らかにした。
ロイターの映像では、米軍によるシリア撤収の一環として、装甲車両がイラクに移動するのが確認できる。ロイターのカメラマンは、100台以上が国境を越えるのを目撃したという。
イラクのクルド系治安筋もロイターに対し、米軍の部隊がイランのクルディスタン地域に入ったと述べた。イラク北部モスルの別の治安筋も、米軍がイラク側に入ったと語った。
エスパー米国防長官は19日、シリア北部から撤収中の米軍部隊約1000人全員をイラク西部に再配置する計画だと明らかにした。過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いを継続し「イラク防衛を助けるため」と説明した。
[ドホーク(イラク) 21日 ロイター ロイター]
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