G7、米イラン対話に向け前進するも包括的合意は果たせず終了
ロシアのG7復帰で合意得られず
2014年のクリミア併合で首脳会議に参加できなくなったロシアのG7復帰については、トランプ氏が復帰を提案したものの、他の国々が難色を示したため、合意は得られなかった。
ロシアのペスコフ大統領報道官は、G7あるいはG8への復帰について、グループではすべてがコンセンサスによって決定されることから、「たった1国の」招きでは実現は「不可能」と表明。その上で「ロシアにとって、G7のメンバーとなることやG7に戻ること自体は目的ではない」と述べた。
この他、G7首脳らはアマゾン地域の森林火災の消火活動向けの緊急支援として2000万ドル強を拠出することで合意した。


※9月3日号(8月27日発売)は、台湾、香港、次はどこか 「中国電脳攻撃」
特集です。台湾地方選を操作し、香港デモにも干渉した中国サイバー集団によるSNS攻撃の手口とは? そして、彼らが次に狙うターゲットは? 一帯一路構想と共に世界進出を図る中国民間軍事会社についてもリポートします。

アマゾンに飛びます
2025年4月8日号(4月1日発売)は「引きこもるアメリカ」特集。トランプ外交で見捨てられた欧州。プーチンの全面攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら