アメリカ人の半数近くは「パンツを2日以上履いてます」
女性誌「グッド・ハウスキーピング」によると、着用済みの下着は、尿路感染症や大腸菌症、カンジダ症などを引き起こすバクテリアの温床となってしまう。洗濯ラベルに表記された中でもできるだけ高温で洗濯し、毎年買い換えるよう促している。
一方で産婦人科のトシャ・ロジャース医師は、米女性誌「エッセンス」に寄稿した記事の中で、「下着の衛生面に関する話は、これまで長いこと無視されてきた」と指摘。
パンツは6〜9ヵ月で買い換えるようアドバイスしている。というのも女性の場合、下着に付着した分泌物により、下着を脱いでから洗濯するまでの間に、カビやイースト菌(膣カンジダ症を引き起こすもの)、バクテリアなどの層がクロッチ部分にできてしまうというのだ。通常の洗濯用洗剤はこうしたものを洗い流すようにはできていないため、下着に残って蓄積していってしまう。そのため、不快なにおいや炎症、かゆみなどを引き起こす原因になってしまうのだ。
ロジャース医師は、「パンティが1枚5ドル(約500円強)で買えるのにはわけがある」とし、下着は家宝ではないのだから、大切に取っておいてはダメだと指摘する。半年ごとに4〜5枚購入し、同時に古いものを4〜5枚廃棄するよう勧めている。