ホルムズ海峡まさかの緊張、英イランが互いに拿捕したタンカーの解放求め
U.K. Says Let Seized Oil Tanker Go, But Iran Wants Its Own Ship Back
2019年7月22日(月)18時40分
またイランは、核合意で定められた水準を超えたウラン濃縮を始めたことを明らかにしている。これはアメリカの制裁で難しくなった欧州とイランとの通商関係を、欧州が正常化できないことへの報復だ。
また、米政府は5〜6月にオマーン湾付近を航行中の複数のタンカーに行われた攻撃について、背後にイラン政府がいたと主張している。イランはこの主張を否定する一方で、パナマ船籍のアラブ首長国連邦(UAE)のタンカーを密輸容疑で拿捕したと明らかにしている。また革命防衛隊は先月、米海軍の偵察用無人機を撃墜。その一方で、ホルムズ海峡で米海軍強襲揚陸艦ボクサーが接近してきたイランの無人機を撃墜したとするトランプ大統領の主張は否定している。
(翻訳:村井裕美)
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