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核・ミサイル開発北朝鮮、近距離の新型戦術誘導兵器の実験実施 金正恩が立会い
北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は金正恩・朝鮮労働党委員長が17日、新型の戦術誘導兵器の実験に立ち会ったと報じた。写真中央は16日、朝鮮人民軍航空部隊の飛行訓練を視察する金委員長。KCNAが17日配信(2019年 ロイター)
北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は18日、金正恩・朝鮮労働党委員長が17日、新型の戦術誘導兵器の実験に立ち会ったと報じた。
新型兵器の詳細は伝えていないが、「戦術」としていることから、長距離弾道ミサイルなどではなく、近距離の武器とみられる。
ただKCNAは、ミサイルには「特有の飛行誘導モード」や「強力な弾頭」が装備されているとしている。
今回の実験は2月にハノイで行われた2回目の米朝首脳会談以降で最初の公の兵器実験となる。
KCNAによると、金委員長は「兵器システムの開発完了は、(北朝鮮軍の)戦闘力を増強する上で極めて重要な役割を担う」と語った。
ホワイトハウス、米国防総省、米国務省はコメント要請に現時点で応じていない。
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は17日のブルームバーグ・ニュースのインタビューで、3回目の米朝首脳会談を行う前に「北朝鮮は核兵器放棄に向けた戦略的な決断を下したことを実際に示す」必要があると指摘した。
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