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米朝関係トランプ、北朝鮮の非核化合意順守に自信 中国の介入けん制
7月9日、トランプ米大統領(写真)は、中国が北朝鮮の非核化に向けた取り組みの進行を妨げる可能性があるとの懸念を示しながらも、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は自身との確約を守ると確信していると述べた。米モンタナ州グレートフォールズで5日撮影(2018年 ロイター/Joshua Roberts)
トランプ米大統領は9日、中国が北朝鮮の非核化に向けた取り組みの進行を妨げる可能性があるとの懸念を示しながらも、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は自身との確約を守ると確信していると述べた。
トランプ氏はツイッターで「金委員長は双方が署名した合意書を守ると確信している。より重要なことにわれわれは握手もしている。われわれは北朝鮮の非核化で合意した」と述べた。
その上で「一方で中国は、対中貿易に関するわれわれの姿勢を理由にマイナスの圧力を掛けている可能性がある。そうなっていないことを望む!」とした。
ポンペオ米国務長官は、訪問先のアフガニスタンで北大西洋条約機構(NATO)軍に対し、北朝鮮との非核化協議になお「多くの時間」を費やす必要があると語った。
「国務省などすべての当事者は今こそ、トランプ大統領と金委員長の合意の実行に尽力すべきだ」と強調した。「数時間でこれが実行されると考えるのはばかげている」と続けた。
ポンペオ氏は今月、平壌を訪問し、6月の米朝首脳会談以降で初めてとなる高官協議を行った。その際、協議に進展があったと述べたが、道のりは困難になるとの見方も示していた。