iPhoneXを超えた格安スマホ「ワンプラス6」
スピード充電
ワンプラス6の内蔵バッテリーは3300 mAhで、まずまずの容量だが、それだけではたいしたことはない。
特筆すべきは、その充電時間だ。「30分で1日分のパワーを充電」できるという。実験してみたところ、そのとおりだった。電池の残量が15%になったワンプラス6を35分間ほど充電したところ、残量80%以上になった。
ワイヤレス充電は残念ながら採用されなかった。おそらくそれも価格を下げるために外した機能だろう。だが30分で60%充電が可能なら、ワイヤレス充電ができなくてもそれほど問題にならないはずだ。
基本性能が充実
ワンプラス6の性能は、iPhoneXやサムスンのギャラクシーS9には及ばない。だが、考えてみてほしい。他社の最上位モデルの約85%の性能を備えていながら、価格は50%なのだ。
ワンプラス6のカメラは高性能だが、グーグルのピクセル2XLにはかなわない。残念なのはスピーカーだ。シングルで本体下部にあるため、遮られやすい。そして、耐水性やワイヤレス充電機能はない。
低価格ゆえに限られた資源は、ハイエンドのスナップドラゴン845プロセッサー、6.3インチの有機ELディスプレイ、イヤホンジャックなど基本性能につぎ込まれている。
価格を考えるなら、ワンプラス6はスペックより実用性重視のユーザーにぴったりのモデルといえそうだ。
(翻訳:栗原紀子)
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