歩きスマホはダメ!専門家に聞く海外旅行の安全対策
6. 歩きスマホをしない
ホテルの予約から現地の人とのコミュニケーション、地図を見ながらの街歩きまで、今やスマートフォンは旅行に欠かせない。だが「中南米や東南アジアでスマホの窃盗が非常に増えている」と、インターナショナルSOSのトラベルセキュリティー専門家、黒木康正は言う。「屋外で不用意に、日本でするような歩きスマホをしないほうがいい」
7. イヤホンをしない
「五感を研ぎ澄ますこと。イヤホンをしないこと」と、黒木。もし車が突っ込んでくるようなテロに遭遇しても、最初の1人としてひかれない限り、ブレーキ音や衝撃音、周りの人が走り出す音が聞こえ、逃げて生き延びられる可能性が高まる。
8. 伏せる、逃げる、隠れる
もし間近で銃声や爆発音が聞こえたら? 「まず伏せる、それから、逃げる、隠れる」という行動原則を海外邦人安全協会の小野は挙げる。強盗に遭ってしまった場合も、抵抗したり、取り返そうと追い掛けてはいけない。
※本特集は2018年4月18日時点の外務省海外安全ホームページの情報や独自の取材を基に掲載しています。旅行に際しては安全に関する情報の収集に努め、ご自身の判断と責任において行動してください。
<ニューズウィーク日本版4月24日発売号(2018年5月1/8日号)は「どこが危なくない? テロ時代の海外旅行」特集。あの観光地は大丈夫?/安全度マップ/身を守るコツ......「ゼロリスク」を求め過ぎる日本人のための海外旅行ガイドを作成した。この記事は特集より>
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