「僕はゲイリー19歳、妻は72歳」 青年が恋に落ちた53歳上の女性とは
アルメダの孫のアーロン(右)とインディアナ(中央) Barcroft TV-YouTubeより
特に22歳のアーロンにとっては、自分より3歳下の「おじいちゃん」ということになる。これまでゲイリーを「おじいちゃん」と呼んだのは、酒に酔っ払っている時の一度きりだ。ゲイリーの存在を祖父としてではなく、友人として捉えている。「それでも、おばあちゃん(アルメダ)が幸せなのは見ての通りだ」
17歳のインディアナは「なんで2人の関係をサポートできないの?」と、柔軟性の際立つコメントをしている。「母は率直に、自分の母親と同じ年齢の人とゲイリーが一緒に歩いているのはちょっと変だって言っている」と明かした。「これは自分の意見だけど、最初に2人がくっついた時は確かにちょっと違和感があった。でも、私たちが生きているのは21世紀であって、それ(年齢差)が本当に重要なことではないはず」
多くの人に刺激を与えたい
ゲイリーとアルメダは今、ユーチューブチャンネルの運営に熱を注いでいる。夫婦のチャンネルの視聴者は4万9000人にのぼり、一定のファンを掴んでいる。2人の日常風景やじゃれ合う様子を収めたコンテンツを配信している。最近では、ファンに向けて、ゲイリーとアルメダの写真入りのペンやマグカップの販売までしている。
ゲイリーいわく「知る限り、僕たちは最大の年の差カップルのユーチューバー」という。
アルメダは、自分の余生はゲイリーと一緒にいると確信している。そして、「年齢は単なる数字に過ぎない」というメッセージを発信し続けたいと考えている。ゲイリーは、2人の将来は「素晴らしいものだと信じている」
ユーチューブを通して、夫婦の夢を追い求めるゲイリーとアルメダ。「恋をしている限り、自分の気持に正直に、そして幸せになるべきだ」