屋外排泄ゼロを目指すインドに登場した、トイレ建設の助っ人3Dプリンター!
トイレが出来ても社会規範が追い付かない...?
トイレ数は着々と目標に近付いているが、「スワッチ・バーラト」は人々がこれまで慣れ親しんだ習慣を変えることを意味する。そのため政府は、心理的にプレッシャーをかける少々強引な方法で屋外排泄を取り締まったりもしている。屋外排泄を取り締まるパトロール隊に見つかれば、羞恥心だけでなく厳しい罰則が科されることもあるという。
【参考記事】トイレ普及急ぐインド 「辱め」を受ける外で排泄する人たち
一方で、ソフトに社会規範を後押しする取り組みもある。インド西部グジャラート州の主要都市アフマダーバードで営業する、トイレカフェ「The Toilet Garden」だ。トイレをテーマにした店内は、椅子代りに便器が置かれている。利用者は2ルピー(約3円)支払う。
WildFilmsIndia-YouTube
「スワッチ・バーラト」の達成期限2019年は、国父マハトマ・ガンディーの生誕150周年。生前にガンディーは衛生状態の改善を国民に呼びかけていたことでも知られる。情報サイト「YOURSTORY」によると、このトイレカフェも同じ思いで作られている。強引なやり方に悲鳴を上げる市民もいるが、きれいなトイレが当たり前になる日に向けて各方面からの取り組みはさらに加速するだろう。
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