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イスラエルとハマス、ガザ停戦で合意 19日に発効

2025年01月16日(木)04時13分

イスラエルとイスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザでの停戦で合意した。写真は14日、ガザ地区中央で撮影(2025年 ロイター/Ramadan Abed)

[ドーハ/ドバイ/エルサレム 15日 ロイター] - イスラエルとイスラム組織ハマスが15日、パレスチナ自治区ガザでの停戦で合意した。当局者によると、合意には当初6週間の停戦やイスラエル軍の段階的撤退、ハマスが拘束している人質解放などが含まれるもよう。

バイデン米大統領はホワイトハウスで会見し、合意を確認した。

停戦交渉を仲介したカタールのムハマンド首相兼外相は、ドーハで記者会見を開き、ガザ停戦合意が19日に発効すると発表した。

合意の第1段階では、女性、子供、50歳以上の男性を含むイスラエル人の人質33人が解放される見通し。

その後、第1段階の16日目までに第2段階の実施に向けた交渉を開始し、残りの人質全員の解放、恒久的な停戦、イスラエル軍のガザからの完全撤退が含まれる見込み。

第3段階では、全ての遺体の返還と、エジプト、カタール、国連が監督するガザの復興開始が想定される。

15カ月に及ぶ戦闘の停戦に向けた交渉は、米国の支援の下、エジプトとカタールの仲介によって数カ月にわたり行われてきた。バイデン米大統領の任期終了、トランプ次期大統領の20日の就任間際での合意となる。

トランプ氏は自身のソーシャルメディアに「中東の人質を巡り合意を得た。間もなく解放されるだろう」と投稿した。

ロイター
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