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独裁ジンバブエ与党、ムガベ大統領弾劾手続きへ
11月20日、ジンバブエの与党、ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU─PF)は21日、ムガベ大統領(写真)に対する弾劾手続きに入る見通しだ。写真は南アフリカのプレトリアで10月撮影(2017年 ロイター/Siphiwe Sibeko)
ジンバブエの与党、ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU─PF)は21日、ムガベ大統領に対する弾劾手続きに入る見通しだ。弾劾決議が可決されれば、大統領は1週間以内にも退陣に追い込まれる可能性がある。
ムガベ大統領が20日正午の期限までに辞任要求に応じなかったことを受け、ZANU─PFは議会に弾劾決議案を提出する方針だ。
大統領は辞任の構えを示しておらず、毎週開く定例閣議を通常通り21日に招集した。閣議の開催は軍が権力を掌握してから初めてとなる。
弾劾決議案の草案によると、ZANU─PFは、15年にわたり法を軽視し、「前例のない経済の悪化」を招くなど、「不安定化の源」になっているとしてムガベ氏を非難。
大統領後継者として夫人のグレース氏を支持し、憲法上の権限を乱用したとも指摘している。
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