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温暖化対策世界12都市、温暖化対策でゼロエミッションバスや排出ゼロ地区導入へ
2017年10月24日(火)13時48分
10月23日、ロンドンやパリ、ロサンゼルスなど世界の主要12都市が、温暖化ガスを排出しないゼロエミッション車以外のバスの購入を2025年以降停止し、2030年までに各都市の中心部を排出ゼロにする方針を明らかにした。写真はロンドン市街地。昨年2月撮影(2017年 ロイター/Hannah McKay)
ロンドンやパリ、ロサンゼルスなど世界の主要12都市が23日、温暖化ガスを排出しないゼロエミッション車以外のバスの購入を2025年以降停止し、2030年までに各都市の中心部を排出ゼロにする方針を明らかにした。
排出ゼロの実現に向け、徒歩や自転車・公共交通機関の利用を促す。
12都市は、温暖化ガスの排出削減に取り組む世界の大都市間のネットワーク「C40」の参加都市で、上記のほかにケープタウン、コペンハーゲン、バルセロナ、キト、バンクーバー、メキシコ市、ミラノ、シアトル、オークランドが含まれる。
排出ゼロ地区の設置は、公園や歩行者専用エリア、電気自動車・水素燃料車専用道路の拡大などにつながる可能性がある。
C40の試算によると、12都市で運行されているバスは合計5万9000台にのぼる。
[オスロ 23日 ロイター]
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