ユナイテッド航空だけじゃない、サイテーの航空会社
■アエロメヒコ航空
サミュエル・L・ジャクソン主演の有名な映画『スネーク・フライト』は、機内に放たれた大量の毒ヘビと乗客が激闘を繰り広げるストーリーだった。メキシコシティを拠点とするアエロメヒコ航空の乗客たちも2016年11月、「機内毒ヘビ事件」に遭遇した。動画を見ると、ある乗客がこっそりと持ち込んだ緑色の毒ヘビ1匹が、頭上の荷物棚から垂れ下がっている。同機は優先的に着陸が許可され、けが人は出なかったという。
La vibora voladora...ja ja ja. Una experiencia única en el Vuelo Torreón-México, vuelo 231 de Aeroméxico. Eso si...Prioridad en aterrizaje. pic.twitter.com/qwDk6Wtszw
— Indalecio Medina (@Inda_medina) 2016年11月6日
■エア・トランザット
飛行経験が豊富で、情報を詳しく提供してくれる礼儀正しいパイロットというのは、乗客たちが求める基本的条件のひとつだろう。もちろん、しらふは大前提。ところが、モントリオールを本拠とするエア・トランザットのカナダ人パイロット2名は2016年7月、スコットランドのグラスゴーからカナダのトロントへのフライトを前に、酒に酔っていたとして逮捕・起訴された。2人はのちに保釈されたが、同社は2人を停職処分とした。
■ハワイアン航空とヴァージン・アメリカ
ユナイテッド航空は乗客のダオを引きずり降ろしたことで集中砲火を浴びている。しかし、オーバーブッキングで乗客を機内から追い出すことにかけては上手がいた。航空会社は、チケットの購入者が実際に搭乗するかしないかという確率に応じて余分に予約を取る。厳しい批判にさらされているこの方法を最も多用しているのはハワイアン航空とヴァージン・アメリカだ。CNBCが言及した連邦政府の統計によると、2013年から2016年の間、両社はそれぞれ、乗客10万人につき1人を強制的に降機させている。
(翻訳:ガリレオ)