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欧州債務危機ギリシャ支援、「ベイルイン」適用すべきでない=ドイツ財務省高官
2017年2月27日(月)10時25分
2月26日、ドイツ財務省のスパーン政務次官はギリシャ支援で債権者などに損失負担を求める「ベイルイン」が適用されるべきではないとの考えを示した。2016年10月撮影(2017年 ロイター/Joachim Herrmann)
ドイツ財務省のスパーン政務次官は26日、ギリシャ支援で債権者などに損失負担を求める「ベイルイン」が適用されるべきではないとの考えを示した。
放送局Deutschlandfunkが行ったインタビューの抜粋によると、
スパーン氏は「われわれが国際通貨基金(IMF)とヘアカット(元本削減)を求めないことで合意する可能性が非常に高い」と述べた。
IMFはこれまで、ギリシャに対する大幅な負債軽減を求めているが、ユーロ圏の金融安定網である欧州安定メカニズム(ESM)の最大の拠出国であるドイツが反対している。
ギリシャと債権団は20日、追加融資を巡る行き詰まりを解消するため、追加の構造改革案について協議を再開することで合意した。
[ベルリン 26日 ロイター]
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