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地震

ペルー南部でM5.3の地震、アメリカ人観光客など少なくとも4人死亡

2016年8月16日(火)10時16分

 8月14日、南米ペルーで現地時間午後9時58分(日本時間15日午前11時58分)頃、マグニチュード5.3の地震が発生し、当局によると、米国人観光客を含む少なくとも4人が死亡し、数十人が負傷した。写真は地震が起きたカイリョマ、15日撮影(2016年 ロイター/Fredy Salcedo)

南米ペルーで現地時間14日午後9時58分(日本時間15日午前11時58分)頃、マグニチュード(M)5.3の地震が発生し、当局によると、米国人観光客を含む少なくとも4人が死亡し、数十人が負傷した。

地震は銅生産地である同国南部アレキパ県カイリョマで発生、震源の深さは浅く、わずか8キロメートル。

現地では多くの家屋が倒壊し、医療施設や学校、高速道路も損傷し、停電や固定電話が不通になっている。

死亡が確認された4人の中には、ヤンケのホテルに宿泊していた米国人男性(66)も含まれている。

アレキパ県には、サザン・カッパーやフリーポート・マクモランの銅鉱山があるが、地震の影響はないとしている。

国営メディアによると、クチンスキ大統領は被災地域に対し非常事態を宣言する方針で、ビスカラ副大統領が、救援活動を監督するために現地に向かった。



[リマ 15日 ロイター]


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