最新記事

旅行

「登山」「古代遺跡」「辛い料理」「シャークダイビング」キーワードだけで次の旅行先を探そう!

PR

2016年6月23日(木)11時00分

 こうした状況を反映し、同社のカスタマーサービスセンターでは24時間、日本語や英語、中国語をはじめ、40カ国語以上の言語で対応している。今後もスタッフを随時増員してく予定だという。

 また通常のホテルに加えて、ゲストハウスや旅館など、30種類の宿泊施設を紹介している点もブッキング・ドットコムの特徴といえる。世界中のユーザーに対して多様な選択肢を提案し、簡単に予約できるシステムを構築したことが、世界最大の規模へと成長した要因のひとつといえるだろう。

興味に合わせて「理想の旅先」を提案する新ツール

 そんなブッキング・ドットコムが今春から大幅にリニューアルして公開したのが、冒頭で紹介した革新的なツール「パッション・サーチ(旅先検索)」(現在はPCでのみ利用可能)だ。

 例えば、予約サイトの検索窓から「スカイダイビング」などのテーマを選び、行きたい国や地域の名前を入力して検索。すると、革新的なアルゴリズムを駆使して、世界中のブッキング・ドットコムユーザーからの2600万件を超えるおすすめ情報を元に、ユーザーが求めている体験に最もふさわしい目的地が表示される(国・地域を入力しない場合は、世界中から目的地が表示される)。

pr_booking_1.jpg

 試しに「古代遺跡」「辛い料理」で検索(複数のテーマも可能)してみると、ブルーシティーの愛称で有名なインド・ジョードプルや、世界遺産の大足石刻を擁する中国・重慶などが検索結果として現れた(※1)。その中のひとつをクリックすると、宿泊先が検索できるだけなく、ユーザーからのクチコミを反映させたコンテンツも展開される。

 もちろん、日本国内も対象だ。例えば、「サイクリング」「日本」で検索すると、しまなみ街道の起点となる広島・尾道市や、サイクリングロードで知られる山梨・富士河口湖町などがヒットする。

pr_booking_2.jpg

 興味深いのは、「シャークダイビング」や「独特の雰囲気」「海沿いの散歩」といった細かな、あるいは専門的なキーワードでも検索が可能なこと。実に100項目を超えるテーマが設定されており、複数を組み合わせることも可能だ。また、ユーザーだけでなく、現地情報に詳しいエキスパートたちも情報を提供しているため、情報の信頼性が高い点も安心して利用できる大きな理由となっている。

 これからは「行きたい場所」よりも「体験したいこと」を軸に旅行の計画を練るのが主流になるかもしれない。

Text:西山 亨

※1:2016年6月14日時点。
※2:2015年1月1日~12月31日の期間中(一部除く)、実際にブッキング・ドットコムを利用して日本への旅行を予約した中国人旅行者のデータを元に集計。


世界最大のオンライン宿泊予約サイト
Booking.com(ブッキング・ドットコム)
興味のある旅のテーマから目的地と宿泊先を検索できる新ツール
パッション・サーチ(旅先検索)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

メキシコ・加・中、関税阻止できず 2月1日発動へ=

ビジネス

FRB元顧問を逮捕・起訴、経済スパイ共謀罪 中国に

ワールド

米、ヘリのブラックボックスも回収 首都空港付近のヘ

ワールド

ベネズエラ、米国人6人解放 マドゥロ大統領と米特使
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプ革命
特集:トランプ革命
2025年2月 4日号(1/28発売)

大統領令で前政権の政策を次々覆すトランプの「常識の革命」で世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌の育て方【最新研究】
  • 4
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 5
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 6
    「やっぱりかわいい」10年ぶり復帰のキャメロン・デ…
  • 7
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 8
    またか...アメリカの戦闘機「F-35」が制御不能に「パ…
  • 9
    ピークアウトする中国経済...「借金取り」に転じた「…
  • 10
    フジテレビ局員の「公益通報」だったのか...スポーツ…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果が異なる【最新研究】
  • 4
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 5
    緑茶が「脳の健康」を守る可能性【最新研究】
  • 6
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 7
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 8
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」…
  • 9
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 10
    トランプのウクライナ戦争終結案、リーク情報が本当…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
  • 10
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中